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ネットワークプロパティの表示と変更
サーバーの現在のネットワーク構成を表示するには
サーバーの [ネットワーク] タブには、そのサーバー上に構成されているすべてのネットワークとそれぞれの情報が表示されます:
名前 | ネットワークの名前です。 |
説明 | (オプション)ネットワークの説明です。 |
NIC | 物理ネットワークインターフェイスカード(NIC)、NICボンディング、または内部仮想ネットワークです。 |
VLAN | 外部ネットワークでは、この列に仮想LAN(VLAN)タグが表示されます。 |
自動 | この列には、新規VMウィザードを使用して作成する新しい仮想マシンにネットワークが自動的に追加されるかどうかが表示されます。 |
接続状態 | ネットワークの接続状態(接続または切断)です。 |
MAC | ネットワークアダプタ(NIC)のMACアドレスです。この値はネットワークアダプタに固有の識別子です。 |
MTU | ジャンボフレームを使用するために設定するMTU(Maximum Transmission Unit)値で、1500~9216の数値が表示されます。 |
サーバーのネットワーク構成を変更するには
XenCenterの[ネットワーク]タブでネットワークを選択し、[プロパティ]を選択します。ネットワークの名前、説明、フォルダー、タグ、およびカスタムフィールドなどの設定のほか、[ネットワーク設定]ページでは以下のネットワーク構成設定を変更できます:
ボンディングモード
この構成オプションは、ボンディングしたネットワークでのみ表示されます。
- アクティブ/アクティブモードを指定するには、[アクティブ/アクティブ]を選択します。このボンディングにより、ボンディングされたNIC間でトラフィックが分散されます。ボンディング内の一方のNICに障害が発生した場合、ホストサーバーのネットワークトラフィックは自動的に他方のNIC経由で転送されます。
- トラフィックが一方のNICのみで転送されるアクティブ/パッシブモードを指定するには、[アクティブ/パッシブ]をクリックします。このモードでは、ボンディングされたNICのうち一方のみがアクティブになり、そのNICがネットワークから切断されるなど、障害が発生した場合のみ2つ目のNICが使用されます。
- [LACP - 送信元のMACアドレスによる負荷分散]を選択してLACPボンディングを作成します。このボンディングでは、送信元の仮想マシンのMACアドレスに基づいてトラフィックの送信NICが選択されます。同一ホスト上でいくつかの仮想マシンが動作する環境では、このオプションによるトラフィック分散を使用します。仮想インターフェイス(VIF)の数がNICよりも少ない場合、このハッシュアルゴリズムは適していません。トラフィックを複数のNICに分散できないため、適切な負荷分散は提供されません。
- [LACP - 送信元/送信先のポートとIPによる負荷分散]を選択してLACPボンディングを作成します。このボンディングでは、送信元のIPアドレスとポート番号、および送信先のIPアドレスとポート番号に基づいてトラフィックがNIC間で分散されます。このオプションは、VIFの数がNICよりも少ない環境でトラフィック負荷を分散させる場合に適しています。
メモ:
- XenCenterでLACPボンディングのオプションを表示したりLACPボンディングを作成したりするには、ネットワークスタックとしてvSwitchを設定します。また、IEEE 802.3ad標準をサポートするスイッチを使用する必要があります。
- アクティブ/アクティブモードおよびアクティブ/パッシブモードのボンディングは、vSwitchおよびLinuxブリッジの両方で使用できます。
- ネットワークスタックとしてvSwitchを使用する場合は、最大で4つのNICを使用してボンディングを作成できます。Linuxブリッジネットワークスタックの場合、ボンディングを構成できるNICは2つまでです。
詳しくは「NICの構成」を参照してください。
MTU
ジャンボフレームを使用する場合は、MTU(Maximum Transmission Unit)の値を1500から9216の範囲で指定します。
このネットワークを新規VMに自動的に追加する
新規VMウィザードで新しい仮想マシンを作成するときにこのネットワークが自動的に追加されるようにするには、このチェックボックスをオンにします。
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