XenCenter

仮想マシンのシャットダウン

さまざまな理由で、実行中の仮想マシンのシャットダウンが必要になる場合があります。例:

  • リソースを解放するため
  • 仮想ネットワークハードウェアを再構成するため
  • 仮想ディスクストレージを再構成するため

仮想マシンのコンソールまたはXenCenterを使用して、仮想マシンをシャットダウンできます。XenCenterでは2つの方法で仮想マシンをシャットダウンできます:

  • ソフトシャットダウンでは、仮想マシンを通常の方法でシャットダウンします。実行中のプロセスは個別に停止されます。
  • 強制シャットダウンでは、仮想マシンを強制的にシャットダウンします。物理サーバーの電源プラグを抜くのと同等です。実行中のプロセスを正しく停止できない場合があるため、この方法で仮想マシンをシャットダウンするとデータが失われる可能性があります。ソフトシャットダウンが不可能な場合にのみ、強制シャットダウンを使用してください。

XenServer VM Toolsがインストールされていない状態で実行されている仮想マシンは、強制シャットダウンでのみシャットダウンできます。これを避けるには、すべての仮想マシンにXenServer VM Toolsをインストールする必要があります。詳しくは、「XenServer VM Tools」を参照してください。

ソフトシャットダウンを実行するには

リソースペインで仮想マシンを選択して、ツールバーの[シャットダウン]を選択します。

シャットダウンアイコン - 赤い円の上に白い電源アイコンが重ねて表示されます。

または、次のいずれかを行います:

  • リソースペインで右クリックして、[シャットダウン]を選択します。
  • [VM]メニューの[シャットダウン]を選択します。

コンソールの浮動ウィンドウから仮想マシンをシャットダウンするには、ライフサイクルアイコンをクリックして[シャットダウン]をクリックします。

ライフサイクルアイコン。青、緑、赤の3つの積み重ねられた円。

仮想マシンのコンソールに、実行中プロセスの停止と共にシャットダウンメッセージが表示されます。シャットダウンが完了すると、リソースペインでその仮想マシンの状態インジケータが、停止仮想マシンアイコンに変わります。

停止した仮想マシンアイコン - 赤い停止アイコンが重なった仮想マシンアイコン。

強制シャットダウンを実行するには

リソースペインで仮想マシンを選択して、ツールバーの[強制シャットダウン]をクリックします。

強制シャットダウンアイコン - 赤い円の上に白いオフスイッチが重なったアイコン。

または、次のいずれかを行います:

  • リソースペインで右クリックして、[強制シャットダウン]を選択します。
  • [VM]メニューの[強制シャットダウン]を選択します。

コンソールの浮動ウィンドウから仮想マシンを強制シャットダウンするには、ライフサイクルアイコンをクリックして[強制シャットダウン]をクリックします。

ライフサイクルアイコン。青、緑、赤の3つの積み重ねられた円。

シャットダウンが完了すると、リソースペインでその仮想マシンの状態インジケータが、停止仮想マシンアイコンに変わります。

停止した仮想マシンアイコン - 赤い停止アイコンが重なった仮想マシンアイコン。

仮想マシンのシャットダウン