XenCenter

ホームサーバー

ホームサーバーとは、プール内の仮想マシンにリソースを提供するサーバーを指します。仮想マシンのホームサーバーを指定すると、XenServerはそのサーバーで仮想マシンを起動しようとします。XenServerがそのサーバーで仮想マシンを起動できない場合、同じプール内の代替サーバーが自動的に選択されます。

  • 新規VMウィザードで仮想マシンのホームサーバーを指定するには、[VMをこのサーバーに配置する]をクリックして、一覧からサーバーを選択します。
  • ホームサーバーを指定しない場合は、[ホームサーバーを指定しない] を選択します。仮想マシンは、利用できる最適なサーバー上のリソースを使用します。

BIOSカスタマイズ済みの仮想マシンを作成する場合、BIOS文字列のコピー元のOEMサーバーが自動的にホームサーバーとして設定されます。

仮想マシンのホームサーバーを変更するには、仮想マシンの[プロパティ]ダイアログボックスを使用します。詳しくは、「仮想マシンプロパティの変更」を参照してください。

ワークロードバランス機能(WLB)および仮想GPUに関する注意事項

以下のセクションでは、ホームサーバーの指定が有効にならない場合のシナリオを示します:

  • ワークロードバランス機能(WLB)が有効なリソースプールでは、仮想マシンの起動、再起動、再開、および移行にホームサーバーは使用されません。代わりに、XenServerリソースプールの負荷測定基準と最適化の推奨項目に基づいて、最適なサーバー上で仮想マシンが起動、再起動、再開、および移行されます。
  • 仮想マシンに1つ以上の仮想GPUが割り当てられている場合、ホームサーバーの指定は有効になりません。代わりに、サーバーはユーザーが設定した仮想GPUの割り当てポリシーに基づいて指定されます。詳しくは、「GPUの割り当てポリシー」を参照してください。
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