XenCenter

障害回復の設定

XenCenterの[障害回復の設定]ダイアログボックスを使用して、プールメタデータの格納先ストレージリポジトリ(SR)を選択します。このメタデータには、プール内のすべての仮想マシンおよびvAppに関する情報に関する情報が含まれています。このメタデータは、管理者が仮想マシンやvAppの設定を変更するたびにアップデートされます。

注:

XenServerの障害回復機能で使用できるストレージは、HBA上のLVMまたはiSCSI上のLVMのみです。

プライマリプールで障害回復を設定するには、以下の手順に従います:

  1. プライマリサイトでフェイルオーバー対象のリソースプールを選択します。
  2. [プール]メニューから [障害回復][設定]の順に選択します。
  3. プールメタデータの格納先として、最大で8つのストレージリポジトリを選択できます。プールリカバリ情報を含む新しいLUNのために、このストレージに少量のスペースが必要です。
  4. [OK] をクリックします。

重要:

障害回復環境を完全に設定するには、プールメタデータおよび仮想マシンの仮想ディスクを含むストレージリポジトリを使用されるストレージリポジトリを実稼働環境(プライマリサイト)からバックアップ環境(セカンダリサイト)に複製します。ストレージの複製はXenCenter内から設定できません。ストレージの複製(ミラーリングなど)は、ストレージソリューションを使用して処理します。複製の方法はデバイスによって異なります。

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