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XVAからの仮想マシンのインポート
XenCenterのインポートウィザードでは、ローカルマシン上にXVA形式（.xva）としてエクスポート済みの仮想マシン、テンプレート、およびスナップショットをインポートできます。XenCenterで仮想マシンを作成するときに必要な手順の多くが、このウィザードでも表示されます：つまり、作成される仮想マシンのホームサーバーの指定、およびストレージとネットワークの構成です。これらの手順について詳しくは、「新規仮想マシンの作成」を参照してください。
注：
CPUの種類が異なる別のホストからエクスポートした仮想マシンをインポートしても、正しく実行できない場合があります。たとえば、Intel VTが有効なCPUが搭載されたサーバー上で作成してエクスポートしたWindows仮想マシンは、AMD-VのCPUが搭載されたサーバーにインポートしても実行できない可能性があります。
前提条件
- 仮想マシンをXVAパッケージからインポートするには、特定の権限が必要です。このため、インポートウィザードを開始したときに、インポート先リソースプールに対する必要な役割があるかどうかがチェックされます。必要なRBACの役割と権限について詳しくは、「RBAC役割の定義とアクセス権」を参照してください。
XVAパッケージのインポート
- 次のいずれかを実行して、インポートウィザードを開きます：
- リソースペインで右クリックして、ショートカットメニューで［インポート］を選択します。
- ［ファイル］メニューの［インポート］を選択します。
- ウィザードの最初のページで、インポートするXVAファイルを選択して［次へ］をクリックします。［ファイル名］ボックスにURL（HTTP、HTTPS、file、FTP）を入力した場合は、［次へ］をクリックすると ［パッケージのダウンロード］ダイアログボックスが開きます。このダイアログで、ファイルのダウンロード先となるXenCenterホスト上のフォルダーを指定します。
-
［ホームサーバー］ページでは、インポートする仮想マシンのホームサーバーを指定します。
- ホームサーバーを指定しない場合は、一覧からインポート先のリソースプールを選択します。［次へ］ をクリックして続行します。
- リソースプールにインポート済みの仮想マシンを特定のサーバーとして指定する場合（またはスタンドアロンサーバー上にインポートする場合）は、サーバーを選択します。
［次へ］ をクリックして続行します。
- ［ストレージ］ページでは、インポートする仮想ディスクの格納先となるストレージリポジトリを選択して［次へ］をクリックします。
-
［ネットワーク］ページでは、インポートする仮想マシンの仮想ネットワークインターフェイスを、インポート先プール/スタンドアロンサーバーのネットワークに割り当てます。このページの一覧に表示されるネットワークおよびMACアドレスは、エクスポートされた元の仮想マシンのファイル内に定義されています。仮想ネットワークインターフェイスをターゲットネットワークに割り当てるには、［マップするネットワーク］ 列のドロップダウンリストでネットワークを選択します。
［次へ］ をクリックして続行します。
- インポートウィザードの最後のページでは、選択した設定内容を確認できます。インポート処理が終了して仮想マシンがプロビジョニングされた後にその仮想マシンが自動的に起動するようにするには、［インポート後にVMを起動する］ チェックボックスをオンにします。
-
［完了］をクリックしてインポートを実行し、ウィザードを閉じます。
インポートの進行状況は、［XenCenter］ウィンドウの下部のステータスバーおよび ［通知］ビューの［イベント］ページに表示されます。
このインポートには時間がかかる場合があります。この時間は、インポート済み仮想マシンの仮想ディスクのサイズ、ネットワーク帯域幅、およびXenCenterホストのディスクインターフェイスの性能により異なります。新しくインポートした仮想マシンが利用できるようになると、リソースペインに表示されます。
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