XenCenter

パフォーマンスアラートの設定

注:

XenCenter YYYY.xxは、実稼働環境でのCitrix Hypervisor 8.2 CU1での使用はまだサポートされていません。Citrix Hypervisor 8.2 CU1実稼働環境を管理する場合は、XenCenter 8.2.7を使用できます。詳しくは、XenCenter 8.2.7 documentationを参照してください。

XenCenter 8.2.7とXenCenter YYYY.x.xは同じシステムにインストールできます。XenCenter YYYY.x.xをインストールしても、XenCenter 8.2.7のインストールは上書きされません。

サーバー、仮想マシン、またはストレージリポジトリで、CPU、メモリ使用、ネットワーク使用、ストレージスループット、または仮想マシンのディスク使用が特定のしきい値を超過した場合に、アラートが生成されるように設定できます。アラートのデフォルトの生成間隔は60分ですが、この間隔は必要に応じて変更できます。

パフォーマンスアラートは、[通知]ビューの[アラート]ページに表示されます。パフォーマンスアラートをメールで受け取ることができます。また、SNMPトラップを有効にして、ネットワーク管理システム(NMS)とも呼ばれるSNMPマネージャーに送信することもできます。詳しくは、「XenCenterの通知」を参照してください。

サーバー、仮想マシン、またはストレージリポジトリのパフォーマンスアラートを構成できます。パフォーマンスアラートを設定するには、以下の手順に従います:

  1. [リソース] ペインでサーバーを選択します。[全般]タブを選択して[プロパティ]をクリックします。

  2. [アラート] タブを選択します。次の表は、サーバー、仮想マシン、またはストレージリポジトリで使用できるアラートをまとめたものです:

    アラート名 サーバー VM SR 説明
    CPU使用率アラートを生成する X X   アラートをトリガーするCPUの使用率と許容時間のしきい値を設定します。
    コントロールドメインのCPU使用率アラートを生成する X     アラートをトリガーするコントロールドメインのCPUの使用率と許容時間のしきい値を設定します。
    メモリ使用量アラートを生成する X     アラートをトリガーするメモリの使用量と許容時間のしきい値を設定します。
    コントロールドメインのメモリ使用率アラートを生成する X     アラートをトリガーするコントロールドメインのメモリの使用率と許容時間のしきい値を設定します。
    コントロールドメインの空きメモリアラートを生成する X     アラートをトリガーするコントロールドメインの空きメモリと許容時間のしきい値を設定します。
    ディスク使用量アラートを生成する   X   アラートをトリガーするディスクの使用量と許容時間のしきい値を設定します。
    ストレージスループットアラートを生成する     X アラートをトリガーするストレージスループットと許容時間のしきい値を設定します。注:物理ブロックデバイス(PBD:Physical Block Device)は、特定のXenServerサーバーとそのストレージリポジトリ間のインターフェイスです。PBD上の読み取りおよび書き込み時の総スループット量が指定のしきい値を超えると、そのPBDが接続されているサーバー上でアラートが生成されます。ほかのサーバーアラートとは異なり、XenServerサーバーアラートはストレージリポジトリに対して設定します。
    ネットワーク使用量アラートを生成する X X   アラートをトリガーするネットワークの使用量と許容時間のしきい値を設定します。

    アラートの送信間隔を変更するには、[アラートの送信間隔]ボックスに分単位で値を入力します。しきい値に達してアラートが生成されると、送信間隔が経過するまでそのアラートは生成されません。

  3. [OK]をクリックして変更を保存します。

パフォーマンスアラートの設定

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