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ネットワークの追加
リソースプールまたはスタンドアロンサーバーで新しいネットワークを作成するには、新規ネットワークウィザードを使用します。リソースペインでサーバーまたはプールを選択して、[ネットワーク]タブを選択し、[ネットワークの追加]をクリックします。
外部ネットワークを作成するには
物理NICに関連付けられ、仮想マシンと外部ネットワークとのブリッジとして機能する外部ネットワークです。このブリッジにより、仮想マシンはNICを介して外部リソースに接続できます。
- 新規ネットワークウィザードを開きます。
- ウィザードの最初のページで[外部ネットワーク]をクリックし、[次へ]をクリックします。
- 新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ]をクリックします。
-
[ネットワーク設定]ページで、新しいネットワークのNIC、VLAN、およびMTUを設定します。
- [NIC] ドロップダウンリストで、物理ネットワークインターフェイスカード(NIC)を選択します。
- [VLAN]ボックスで、作成する仮想ネットワークの数を指定します。
- ジャンボフレームを使用する場合は、MTU(Maximum Transmission Unit)の値を1500から9216の範囲で指定します。
- SR-IOVネットワーク上にVLANを作成するには、SR-IOVが有効になっているNICを選択します(手順4a)。[SR-IOVネットワークでVLANを作成] チェックボックスをオンにします。
- [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、新規VMウィザードで作成する仮想マシンにこのネットワークが自動的に追加されます。
- [完了]をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。
単一サーバーのプライベートネットワークを追加するには
単一サーバーのプライベートネットワークは、物理ネットワークインターフェイスに関連付けられない内部ネットワークです。同一サーバー上の仮想マシン間の接続のみに使用されます。このネットワークでは、リソースプール内のほかのサーバー上の仮想マシンや外部ネットワークには接続できません。
- 新規ネットワークウィザードを開きます。
- ウィザードの最初のページで[単一サーバーのプライベートネットワーク]をクリックし、[次へ]をクリックします。
- 新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ]をクリックします。
- [ネットワーク設定]ページで、[このネットワークを新規VMに自動的に追加する]チェックボックスをオンにします。この選択により、新規VMウィザードを使用して作成された新しい仮想マシンに新しいネットワークが追加されます。
- [完了]をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。
ボンディングネットワークを作成するには
複数のネットワークインターフェイスカードを「束ね」て単一の高性能チャネルを形成するネットワークで、仮想マシンと外部ネットワーク間の接続が提供されます。
注:
リソースプールでのNICボンディングの作成は、リソースプールにサーバーを追加したり仮想マシンを作成したりした後ではなく、リソースプールの初期作成時に行ってください。ボンディング設定は、プールに追加されたサーバーに自動的に複製されます。このアクションにより、必要なステップの数が削減されます。
- 新規ネットワークウィザードを開きます。
- ウィザードの最初のページで[ボンディングしたネットワーク]をクリックし、[次へ]をクリックします。
- [ボンディングメンバー]ページで、ボンディングを構成するNICを選択します。一覧で、ボンディングに追加するNICのチェックボックスをオンにします。最大で4つのNICを選択できます。チェックボックスをオフにして、NICの選択を解除します。
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[ボンディングモード] で、ボンディングの種類を指定します:
- アクティブ/アクティブモードを指定するには、[アクティブ/アクティブ]を選択します。このボンディングにより、ボンディングされたNIC間でトラフィックが分散されます。ボンディング内の一方のNICに障害が発生した場合、サーバーのネットワークトラフィックは自動的に他方のNIC経由で転送されます。
- トラフィックが一方のNICのみで転送されるアクティブ/パッシブモードを指定するには、[アクティブ/パッシブ]をクリックします。このモードでは、ボンディングされたNICのうち一方のみがアクティブになり、そのNICがネットワークから切断されるなど、障害が発生した場合のみ2つ目のNICが使用されます。
- [LACP - 送信元のMACアドレスによる負荷分散]を選択してLACPボンディングを作成します。このボンディングでは、送信元の仮想マシンのMACアドレスに基づいてトラフィックの送信NICが選択されます。同一ホスト上でいくつかの仮想マシンが動作する環境では、このオプションによるトラフィック分散を使用します。仮想インターフェイス(VIF)の数がNICよりも少ない場合、このハッシュアルゴリズムは適していません。トラフィックを複数のNICに分散できないため、適切な負荷分散は提供されません。
- [LACP - 送信元/送信先のポートとIPによる負荷分散]を選択してLACPボンディングを作成します。このボンディングでは、送信元のIPアドレスとポート番号、および送信先のIPアドレスとポート番号に基づいてトラフィックがNIC間で分散されます。このオプションは、VIFの数がNICよりも少ない環境で仮想マシンからのトラフィック負荷を分散させる場合に適しています。
メモ:
- XenCenterでLACPボンディングのオプションを表示したりLACPボンディングを作成したりするには、ネットワークスタックとしてvSwitchを設定します。また、IEEE 802.3ad標準をサポートするスイッチを使用する必要があります。
- アクティブ/アクティブモードおよびアクティブ/パッシブモードのボンディングは、vSwitchおよびLinuxブリッジの両方で使用できます。
- ネットワークスタックとしてvSwitchを使用する場合は、最大で4つのNICを使用してボンディングを作成できます。ただし、Linuxブリッジがネットワークスタックの場合、ボンディングを構成できるNICは2つまでです。
- ジャンボフレームを使用する場合は、MTU(Maximum Transmission Unit)の値を1500から9216の範囲で指定します。
- [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、新規VMウィザードで作成する仮想マシンにこのネットワークが自動的に追加されます。
- [完了]をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。
詳しくは「NICの構成」を参照してください。
SR-IOVネットワークを追加するには
SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)とは、単一のPCIデバイスを物理PCIバス上で複数のPCIデバイスとして仮想化する技術です。物理デバイスは物理機能(PF)と呼ばれます。その他は仮想機能(VF)と呼ばれます。SR-IOV技術を使用すると、ハイパーバイザーで仮想マシンに1つまたは複数のVFを直接割り当てることができます。ゲストからは、これらのVFを通常のPCIデバイスとして使用できます。
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新規ネットワークウィザードを開きます。
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ウィザードの最初のページで[SR-IOVネットワーク]を選択し、[次へ]をクリックします。
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新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ]をクリックします。
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リストからNICを選択します。NIC0はリストに表示されません。
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[ネットワーク設定]ページの[このネットワークを新規VMに自動的に追加する]チェックボックスをオンにすると、新規VMウィザードで作成する仮想マシンにネットワークが自動的に追加されます。
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[完了]をクリックします。
SR-IOVネットワークの作成はネットワーク接続の状態に影響を与えます。XenCenterとプール間の接続が一時的に切断されることがあります。
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[SR-IOVを作成する]をクリックしてネットワークを作成し、ウィザードを閉じます。作成されたネットワークは [NIC]タブに表示され、残っているVFの数、または無効になっているかが示されます。
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