XenCenter

保守モードでの実行

さまざまな理由により管理対象サーバーをオフラインにしなければならなくなることがあります。例:

  • 仮想化ソフトウェアのローリングアップグレードを実行する
  • 新しいネットワークへの接続を追加またはテストを実行する
  • サーバーが動作するハードウェアの問題を診断する
  • 新しいストレージシステムへの接続を追加する

XenCenterを使用し、保守モードにすることでサーバーを一時的にオフラインにします。リソースプールにあるサーバーを保守モードに切り替えると、そのサーバー上のすべての実行中の仮想マシンが自動的に同一プール内の別のサーバーに移行されます。プールコーディネーターとして動作するサーバーを保守モードにする場合は、そのプールの新しいプールコーディネーターが選出されます。

ワークロードバランスが有効なリソースプールでは、保守モードに切り替えたサーバー上でホストされているすべての仮想マシンが最適なサーバーに移行されます。仮想マシンの移行先ホストは、ワークロードバランスが最適化モードとパフォーマンスしきい値の設定、およびパフォーマンス測定値に基づいて計算した推奨項目により決定されます。

保守モードのサーバー上で仮想マシンを作成したり起動したりすることはできません。

サーバーを保守モードに切り替えるには

XenCenterのリソースペイン(左ペイン)の[インフラストラクチャ]ビューでサーバーを選択して、次のいずれかを実行します:

  • サーバー名を右クリックしてショートカットメニューから [保守モードへの切り替え]を選択します。
  • [サーバー]メニューの[保守モードへの切り替え]を選択します。

サーバーで実行されていたすべての仮想マシンがほかのサーバー上に正しく移行されると、リソースペインでそのサーバーの状態インジケータがサーバー保守モードアイコンに変わります。サーバー保守モードアイコン - 青い四角形が重なったサーバーアイコン。

サーバーの保守モードを終了するには

XenCenterのリソースペイン(左ペイン)の[インフラストラクチャ]ビューでサーバーを選択して、次のいずれかを実行します:

  • サーバー名を右クリックして[保守モードからの切り替え]を選択します。
  • [サーバー]メニューの[保守モードからの切り替え]を選択します。
保守モードでの実行