XenServer

仮想マシンのインポートとエクスポート

XenServerでは、さまざまな形式の仮想マシンをインポートおよびエクスポートできます。

XenCenterのインポートウィザードでは、Open Virtualization Format(OVFとOVA)、ディスクイメージ(VHD、VHDX/AVHDX、およびVMDK)、およびXenServer XVA形式の仮想マシンをインポートできます。また、VMware社やMicrosoft社など、ほかの仮想化プラットフォーム上で作成された仮想マシンをインポートすることもできます。

注:

ほかの仮想化プラットフォーム上で作成された仮想マシンをインポートする場合、XenServer上でゲストオペレーティングシステムが正しく起動するように、オペレーティングシステムを再構成(修復)します。XenCenterには、仮想マシンの互換性の問題を解決するオペレーティングシステムの修復機能が用意されています。詳しくは、「オペレーティングシステムの修復」を参照してください。

XenCenterのエクスポートウィザードでは、仮想マシンをOpen Virtualization Format(OVFとOVA)、およびXenServer XVA形式でエクスポートできます。

xe CLIを使用して、XenServer XVA形式の仮想マシンのインポートやエクスポートを行うこともできます。

要件

さまざまな形式で仮想マシンをインポートおよびエクスポートするには、特定の権限が必要です。このため、インポートまたはエクスポートウィザードを開始したときに、インポート先リソースプールに対する必要な役割があるかどうかがチェックされます。必要なRBACの役割と権限について詳しくは、「RBAC役割と権限」を参照してください。

サポートされる形式

形式 インポート可能? エクスポート可能? 説明
Open Virtualization Format(OVFとOVA) はい はい OVFは、いくつかの仮想マシンで構成される仮想アプライアンスをパッケージ化および配布するためのオープンスタンダードです。
ディスクイメージ形式(VHD、VHDX/AVHDX、およびVMDK) はい いいえ 仮想ハードディスク(VHD)、拡張された仮想ハードディスク(VHDX)、自動仮想ハードディスク(AVHDX)、および仮想マシン(VMDK)形式のディスクイメージファイルは、インポートウィザードを使用してインポートできます。
XenServer XVA形式 はい はい XVAはXenハイパーバイザー独自の形式で、個々の仮想マシンを記述子とディスクイメージを含んだ単一ファイルアーカイブとしてパッケージ化します。ファイル拡張子は.xvaです。

各ファイル形式の用途

OVF/OVA形式のファイルは、以下の用途に使用されます。

  • XenServerのvAppおよび仮想マシンを、OVFをサポートするほかのハイパーバイザーと共有する。

  • 複数の仮想マシンを保存する。

VHD、VHDX/AVHDX、またはVMDK形式のファイルは、以下の場合に使用されます:

  • OVFメタデータがない仮想ディスクイメージが利用である

XVA形式のファイルは、以下の用途に使用されます。

  • CLIでスクリプトを実行して仮想マシンをインポートおよびエクスポートする

Open Virtualization Format(OVFとOVA)

OVFは、Distributed Management Task Force(DMTF)により策定された、いくつかの仮想マシンで構成される仮想アプライアンスをパッケージ化および配布するためのオープンスタンダードです。OVF形式およびOVA形式について詳しくは、以下のドキュメントを参照してください:

OVFパッケージとは、仮想アプライアンスを構成する一連のファイルを指します。このパッケージには、常に記述子ファイルと、以下のパッケージの属性を表すその他のファイルが含まれます:

属性

記述子(.ovf):記述子ファイルにより、その仮想マシンの仮想ハードウェアが定義されます。また、以下の情報が含まれる場合もあります。

  • 仮想ディスク、そのパッケージ自体、およびゲストオペレーティングシステムに関する記述
  • ライセンス契約書
  • アプライアンス内の仮想マシンの起動および停止手順
  • パッケージのインストール手順

署名(.cert):X.509形式の公開キー証明書で使用されるデジタル署名で、パッケージ作成者の同一性を保証します。

マニフェスト(.mf):パッケージに含まれているファイルの整合性を検証するために使用されます。パッケージに含まれる各ファイルのSHA-1ダイジェスト値が含まれています。

仮想ディスク: OVFは、ディスクイメージの形式についての仕様ではありません。AOVFパッケージには仮想ディスクを構成するファイルが含まれますが、その形式は仮想ディスクをエクスポートした仮想化製品により異なります。XenServerで作成するOVFパッケージでは、Dynamic VHD形式のディスクイメージが使用されます。VMware製品やVirtual BoxのOVFパッケージでは、ストリーム最適化のVMDK形式が使用されます。

OVFパッケージは、圧縮、アーカイブ化、ライセンス契約書の添付、注釈などの機能に関するその他の非メタデータもサポートします。

注:

圧縮されたOVFパッケージをインポートする場合、XenServerホスト上に圧縮ファイルを展開するためのディスク領域が必要です。

OVA(Open Virtualization Appliance)パッケージは、OVFパッケージを構成するファイルを含んだ単一のTAR(Tape Archive)形式のアーカイブファイルです。

OVF形式とOVA形式の用途

OVFパッケージに含まれる一連のファイルは圧縮されていないため、ファイル内の個々のディスクイメージにアクセスするユーザーにとっては便利な形式です。一方、OVAパッケージは、サイズの大きな単体のファイルです。このファイルを圧縮することもできますが、OVFパッケージのように柔軟に個々のファイルにアクセスすることはできません。

このため、Webサイトからのダウンロードで配布する場合など、単一ファイルのパッケージを作成するにはOVA形式を使用します。OVAパッケージは、単一ファイルによる取り扱いの簡便さが重要な場合のみ使用します。この形式のパッケージは、エクスポートおよびインポートに時間がかかります。

ディスクイメージ形式(VHD、VHDX/AVHDX、およびVMDK)

XenCenterを使用すると、仮想ハードディスク(VHD)、拡張された仮想ハードディスク(VHDX)、自動仮想ハードディスク(AVHDX)、および仮想マシン(VMDK)形式のディスクイメージをインポートできます。ディスクイメージを単独でエクスポートすることはサポートされていません。

VHDは、仮想マシンのディスクデータを保存するために使用される仮想ハード ディスク形式です。VMDKはVMware固有の仮想ディスク形式です。VHDXはVHD形式の改良版です。VHDX/AVHDXについて詳しくは、「VHDX/AVHDX」を参照してください。

ディスクイメージ形式では、OVFメタデータがない仮想ディスクイメージをインポートできます。このオプションは、以下の状況で使用することがあります。

  • OVFメタデータが読み取り不能なディスクイメージをインポートする場合。

  • OVFパッケージで定義されていない仮想ディスクをインポートする場合。

  • OVFパッケージの作成をサポートしないプラットフォームから移行する場合(古いプラットフォームやイメージなど)。

  • OVF情報を持たないVMwareアプライアンスをインポートする場合。

  • OVF情報を持たない単独の仮想マシンをインポートする場合。

可能な場合は個々のディスクイメージではなく、OVFメタデータを含んでいるアプライアンスパッケージをインポートすることをお勧めします。OVFメタデータにより、インポートウィザードでディスクイメージから仮想マシンを再構成するために必要な情報が提供されます。この情報には、仮想マシンに関連付けられているディスクイメージ数、プロセッサ、ストレージ、ネットワーク、およびメモリ要件が含まれます。この情報がない場合、仮想マシンの再構成手順が複雑になるため、インポートエラーが発生しやすくなります。

VHDX/AVHDX

VHDXはVHD形式の改良版であり、容量の拡大に加えて、パフォーマンス、フォールトトレランス、データ保護機能が向上しています。

AVHDXは、仮想ハードディスクのVHDX標準の一部であるディスクイメージ形式です。仮想マシンのスナップショットまたはチェックポイント情報を保存するために使用されます。仮想マシン上でスナップショットを作成するたびに、仮想ハードディスクの現在の状態を保存するためにAVHDXファイルが自動的に生成されます。このファイルを使用して、仮想マシンのスナップショット情報を追跡できます。各AVHDXファイルは前のAVHDXファイルにリンクされており、ベースの仮想ハード ディスクファイル以降に行われたすべての変更を含むチェーンを作成します。

XenCenterのインポートウィザードを使用すると、VHDX/AVHDXファイルをプールや特定のサーバー上に仮想マシンとしてインポートできます。XenCenterのインポートウィザードを使用してVHDX/AVHDXファイルをインポートする方法について詳しくは、「ディスクイメージのインポート」を参照してください。

Citrixのお客様の場合は、この機能を使用して、仮想マシンをVMwareからXenServerに移行することもできます。Citrix Provisioningは、ソフトウェアストリーム配信技術の一環として、共有ディスクイメージ(vDisk)をVHDX/AVHDXファイルとして格納します。XenCenterのインポートウィザードを使用してVHDX/AVHDXファイルをインポートすると、vDiskをVMwareからXenServerに簡単に移行できます。詳しくは、「VMwareからの移行」を参照してください。

XVA形式

XVAはXenServer独自の形式で、単一の仮想マシンを記述子とディスクイメージを含んだファイルセットとしてパッケージ化します。ファイル拡張子は.xvaです。

記述子(ファイル拡張子ova.xml)により、その仮想マシンの仮想ハードウェアが定義されます。

ディスクイメージ形式は、一連のファイルを含んだディレクトリによって表されます。このディレクトリの名前は、記述子に定義されている参照名に対応しており、ディスクイメージの1MBブロックにつき2ファイルが作成されます。このファイルの名前には10進数のブロック番号が使用され、最初のファイルにはディスクイメージの1ブロック分がローバイナリ形式で含まれ、拡張子はありません。2番目のファイルは、最初のファイルのチェックサムです。仮想マシンがCitrix Hypervisor 8.0以前からエクスポートされた場合、このファイルの拡張子は.checksumです。仮想マシンがCitrix Hypervisor 8.1以降からエクスポートされた場合、このファイルの拡張子は.xxhashです。

重要:

XenServerホストからエクスポートした仮想マシンを、異なる種類のCPUが動作するXenServerホストにインポートすると、仮想マシンが正しく動作しなくなる場合があります。たとえば、インテル®VT対応CPUを搭載したホストからエクスポートされたWindows VMは、AMD-VTM CPUを搭載したホストにインポートすると動作しないことがあります。

オペレーティングシステムの修復

XenServer以外の仮想化プラットフォーム上で作成されエクスポートされた仮想アプライアンスやディスクイメージをXenServerホストにインポートするするときに、オペレーティングシステムの再構成(修復)が必要になる場合があります。

XenCenterのオペレーティングシステムの修復機能では、XenServerにインポートした仮想マシンの互換性の問題を解決することができます。XenServer以外のハイパーバイザー上で作成した仮想マシンをOVF/OVAパッケージとディスクイメージからインポートする場合に、この機能を使用します。

オペレーティングシステムの修復ISOは、ディレクトリC:\Program Files (x86)\XenServer\XenCenter\External ToolsのXenCenterインストールにあります。

オペレーティングシステムの修復処理により、ハイパーバイザー間の差異によるオペレーティングシステムデバイスおよびドライバーの問題が解決されます。このプロセスでは、インポートされた仮想マシンによってXenServer環境でオペレーティングシステムが起動できない可能性があるという起動デバイス関連の問題の修復を試みます。ただし、この機能は、プラットフォーム間の変換を行うものではありません。

注:

オペレーティングシステムの修復機能を使用するには、40MBの空き容量を持つISOストレージリポジトリと、256MBの仮想メモリが必要です。

オペレーティングシステムの修復機能は、インポートした仮想マシンのDVDドライブに挿入された自動起動ISOイメージ(Fixup ISO)として提供されます。仮想マシンの初回起動時に、この自動起動イメージにより適切な修復が行われ、仮想マシンがシャットダウンされます。同時に起動デバイスの設定がリセットされるため、これ以降は設定されているデバイスの順序に従って仮想マシンが起動します。

インポートしたディスクイメージやOVF/OVAパッケージで「オペレーティングシステムの修復」機能を使用するには、XenCenterのインポートウィザードの[高度なオプション]ページでこの機能を有効にして、。XenServerが使用できるFixup ISOのコピー先を指定します。

オペレーティングシステムの修復のしくみ

オペレーティングシステムの修復機能は、最小限の変更で仮想システムが起動可能になるように設計されています。ゲストオペレーティングシステムや移行元ホストのハイパーバイザーによっては、オペレーティングシステムの修復機能を使用した後に、構成の変更やドライバーのインストールなど、さらに操作が必要な場合があります。

オペレーティングシステムの修復処理では、ISOイメージがISOストレージリポジトリにコピーされます。このISOイメージが仮想マシンのDVDドライブにセットされ、起動デバイスの順序が変更されます。これにより、その仮想DVDドライブのISOイメージから仮想マシンが起動します。仮想マシンが起動すると、ISO内の環境により仮想マシンの各ディスクがチェックされ、LinuxシステムであるかWindowsシステムであるかが特定されます。

Linuxシステムの場合、GRUB設定ファイルの場所が特定され、SCSIディスク起動デバイスへのポインターがIDEディスクに変更されます。たとえば、GRUBの/dev/sda1(最初のSCSIコントローラー上の最初のディスク)というエントリは、/dev/hda1(最初のIDEコントローラー上の最初のディスク)に変更されます。

Windowsシステムの場合は、インストールされているOSのドライバーデータベースから汎用の起動デバイスドライバーが抽出され、OSに登録されます。この処理は、古いバージョンのWindowsオペレーティングシステムで起動デバイスがSCSIとIDEのインターフェイス間で変更される場合は特に重要です。

仮想マシン上に特定の仮想化ツールセットが検出された場合は、パフォーマンスの問題や不要なイベントメッセージを回避するために無効になります。

仮想マシンのインポート

仮想マシンのインポートでは、実質的に新しい仮想マシンを作成する場合と同じ手順が必要になります。これらの手順には、ホームサーバーの指定、ストレージやネットワークの設定が含まれます。

XenCenterのインポートウィザードではOVF/OVAパッケージ、ディスクイメージ、XVA、およびXVA Version 1形式のファイルをインポートできます。また、xe CLIでXVA形式のファイルもインポートできます。

注:

より新しいシステムからエクスポートされた仮想マシンを、最新システムより古いシステムにインポートできるかどうかは保証されません。たとえば、早期アクセス更新チャネルの最新レベルにあるホストから仮想マシンをエクスポートした場合、この仮想マシンを通常の更新チャネルの最新レベルにあるホストにすぐにインポートできない可能性があります。仮想マシンをそのホストにインポートする前に、通常チャネルのホストは、仮想マシンがエクスポートされたときの早期アクセスチャネルと同じレベルの更新に到達している必要があります。

この動作は、以前のバージョンでは理解できない、以降のアップデートで追加される可能性のある追加のメタデータによるものです。

OVF/OVAからのインポート

XenCenterのインポートウィザードでは、OVF/OVAファイルとして保存されている仮想マシンをXenServer環境にインポートできます。XenCenterで仮想マシンを作成するときに必要な手順の多くが、インポートウィザードで表示されます:つまり、作成される仮想マシンのホームサーバー、ストレージ、およびネットワークを指定します。また、インポートに特有なものとして、以下の手順が必要です。

  • ほかの仮想化プラットフォーム上で作成された仮想マシンをインポートする場合、その仮想マシンが正しく起動するように、オペレーティングシステムの修復機能を使用します。詳しくは、「オペレーティングシステムの修復」を参照してください。

前提条件

  • インポート先のホストに、インポートする仮想マシンの実行に必要なRAMが搭載されていることを確認してください。RAMの量が足りないと、インポートに失敗します。

XenCenterでインポートしたOVFパッケージは、vAppとして表示されます。インポートが完了すると、XenCenterの [リソース] ペインに新しい仮想マシンが追加され、[vAppの管理] ダイアログボックスにvAppが追加されます。

XenCenterを使用してOVF/OVAから仮想マシンをインポートするには:

  1. 次のいずれかを実行して、インポートウィザードを開きます:

    • リソースペインで右クリックして、ショートカットメニューで[インポート]を選択します。
    • [ファイル]メニューの[インポート]を選択します。
  2. ウィザードの最初のページで、インポートするファイルを選択して[次へ]をクリックします。

  3. EULAの内容を確認して、同意します。

    インポートするパッケージにライセンス契約書(EULA)が含まれている場合は、内容を確認して同意し、[次へ] をクリックします。パッケージにEULAが含まれていない場合、この手順は不要です。

  4. 仮想マシンをインポートするプールまたはホストを指定します。

    [VMのインポート先]の一覧で、新しい仮想マシンのインポート先プールまたはホストを選択します。

    [次へ] をクリックして続行します。

  5. インポートする仮想マシンのストレージを設定します。インポートする仮想マシンのディスクイメージの格納先となるストレージリポジトリを選択して、[次へ] をクリックします。

    インポートするすべての仮想ディスクを同じストレージリポジトリ上に配置する場合は、[インポートするすべての仮想ディスクをこのSRに配置する]を選択します。一覧からストレージリポジトリを選択します。

    インポートする仮想ディスクをいくつかのストレージリポジトリ上に分けて配置する場合は、[インポートする各仮想ディスクを以下のSRに配置する]を選択します。一覧の[SR]列で配置するストレージリポジトリを選択します。

  6. インポートする仮想マシンのネットワークを設定します。インポートする仮想マシンの仮想ネットワークインターフェイスを、インポート先プールのネットワークに割り当てます。ウィザードの一覧に表示されるネットワークおよびMACアドレスは、エクスポートされた元の仮想マシンのファイル内に定義されています。仮想ネットワークインターフェイスをターゲットネットワークに割り当てるには、[マップするネットワーク]列のドロップダウンリストでネットワークを選択します。[次へ] をクリックして続行します。

  7. セキュリティ設定を指定します。インポートするOVF/OVAパッケージに証明書やマニフェストなどのセキュリティが設定されている場合は、必要な情報を指定して [次へ] をクリックします。

    [セキュリティ]ページに表示されるオプションは、インポートするOVFアプライアンスに設定されているセキュリティ機能によって異なります。

    • アプライアンスが署名されている場合は、[デジタル署名の検証] チェックボックスが表示されます。これは、デフォルトでオンになっています。[証明書の表示]をクリックすると、パッケージの署名に使用された証明書が表示されます。証明書を信頼できない場合、ルート証明書または証明書の発行機関がローカルコンピューターで信頼されていないことを示します。署名を検証しない場合は、[デジタル署名の検証] チェックボックスをオフにします。

    • マニフェストが含まれているアプライアンスでは、[マニフェストの検証] チェックボックスが表示されます。パッケージに含まれているファイルの一覧を検証するには、このチェックボックスをオンにします。

    デジタル署名が追加されたパッケージで署名を検証すると、マニフェストも自動的に検証されます。このため、[セキュリティ]ページに [マニフェストの検証] チェックボックスは表示されません。

    注:

    VMware Workstation 7.1.xで作成するOVFファイルは、マニフェストの検証を行うと、インポートに失敗します。これは、VMware Workstation 7.1で作成するOVFファイルに、無効なSHA-1ハッシュを含んだマニフェストが追加されるためです。この問題を回避するには、マニフェストの検証を行わずにインポートしてください。

  8. オペレーティングシステムの修復機能を有効にします。XenServer以外のハイパーバイザーで作成された仮想マシンを含んでいるパッケージをインポートする場合は、[オペレーティングシステムの修復(Fixup)を使用する] チェックボックスをオンにして、XenServerからアクセスできるようにFixup ISOのコピー先となるISOストレージリポジトリを指定します。オペレーティングシステムの修復機能について詳しくは、「オペレーティングシステムの修復」を参照してください。

    [次へ] をクリックして続行します。

  9. インポート設定を確認し、[完了]をクリックしてインポートプロセスを開始し、ウィザードを閉じます。

    注:

    仮想マシンのサイズ、およびネットワーク接続の速度と帯域幅によっては、インポート処理に時間がかかる場合があります。

インポートの進行状況は、XenCenterウィンドウの下部のステータスバーおよび [ログ]タブに表示されます。新しくインポートした仮想マシンが利用できるようになると、リソースペインに表示されます。新しいvAppは、[vAppの管理] ダイアログボックスに追加されます。

注:

XenCenterを使ってWindowsオペレーティングシステムがインストールされたOVFパッケージをインポートした後で、platformパラメーターを設定する必要があります。

  1. platformパラメーターをdevice_id=0002に設定します。例:

    xe vm-param-set uuid=VM uuid platform:device_id=0002
    
  2. platformパラメーターをviridian=trueに設定します。例:

    xe vm-param-set uuid=VM uuid platform:viridian=true
    

ディスクイメージのインポート

XenCenterのインポートウィザードを使用すると、ディスクイメージをリソースプールや特定のホスト上に仮想マシンとしてインポートできます。XenCenterで仮想マシンを作成するときに必要な手順の多くが、インポートウィザードで表示されます:つまり、作成される仮想マシンのホームサーバー、ストレージ、およびネットワークを指定します。

前提条件

  • DHCPがXenServerの使用する管理ネットワーク上で動作することを確認します。

  • インポートウィザードを実行するサーバー上にローカルストレージが必要です。

XenCenterを使用してディスクイメージから仮想マシンをインポートするには:

  1. 次のいずれかを実行して、インポートウィザードを開きます:

    • リソースペインで右クリックして、ショートカットメニューで[インポート]を選択します。

    • [ファイル]メニューの[インポート]を選択します。

  2. ウィザードの最初のページで、インポートするファイルを選択して[次へ]をクリックします。

  3. 仮想マシン名を指定し、CPUとメモリリソースを割り当てます。

    インポートするディスクイメージから作成される新しい仮想マシンの名前と、割り当てるCPUの数とメモリの量を指定します。[次へ] をクリックして続行します。

  4. 仮想マシンをインポートするプールまたはホストを指定します。

    [VMのインポート先]の一覧で、新しい仮想マシンのインポート先プールまたはホストを選択します。

    [次へ] をクリックして続行します。

  5. インポートする仮想マシンのストレージを設定します。インポートする仮想マシンのディスクイメージの格納先となるストレージリポジトリを選択して、[次へ] をクリックします。

    インポートするすべての仮想ディスクを同じストレージリポジトリ上に配置する場合は、[インポートするすべての仮想ディスクをこのSRに配置する]を選択します。一覧からストレージリポジトリを選択します。

    インポートする仮想ディスクをいくつかのストレージリポジトリ上に分けて配置する場合は、[インポートする各仮想ディスクを以下のSRに配置する]を選択します。一覧の[SR]列で配置するストレージリポジトリを選択します。

  6. インポートする仮想マシンのネットワークを設定します。インポートする仮想マシンの仮想ネットワークインターフェイスを、インポート先プールのネットワークに割り当てます。ウィザードの一覧に表示されるネットワークおよびMACアドレスは、エクスポートされた元の仮想マシンのファイル内に定義されています。仮想ネットワークインターフェイスをターゲットネットワークに割り当てるには、[マップするネットワーク]列のドロップダウンリストでネットワークを選択します。[次へ] をクリックして続行します。

  7. 起動オプションを指定します。

    [起動オプション]ページでは、新規仮想マシンの起動モードを指定します。ゲストオペレーティングシステムでサポートされているオプションのみを選択できます。

    • [BIOSブート]:このオプションは、従来のBIOSモードで仮想マシンを起動する場合に選択します。従来のBIOSモードでの仮想マシンの起動は、Windows 11の仮想マシンではサポートされていません。

    • [UEFIブート]:このオプションは、仮想マシンをUEFIモードで起動する場合に選択します。XenServerは、特定のゲストオペレーティングシステムに対してのみこの起動モードをサポートします。UEFIブートでサポートされているゲストオペレーティングシステムについて詳しくは、「ゲストUEFIブートとセキュアブート」を参照してください。

    • [UEFIセキュアブート]:このオプションは、仮想マシンをUEFIセキュア起動モードで起動する場合に選択します。セキュアブートは、未署名のバイナリ、正しく署名されていないバイナリ、または変更されたバイナリが起動中に実行されるのを防ぎます。XenServerは、特定のゲストオペレーティングシステムに対してのみこの起動モードをサポートします。UEFIセキュアブートでサポートされているゲストオペレーティングシステムについて詳しくは、「ゲストUEFIブートとセキュアブート」を参照してください。

    (VHDX/AVHDXのみ)仮想マシンをVHDX/AVHDXファイルからインポートする場合、インポートウィザードは、インポート中のVHDX/AVHDXファイルから自動的に起動モードを検出しようとします。設定を確認し、仮想マシンに最初に構成されたのと同じ起動モードが選択されていることを確認します。

    [次へ] をクリックして続行します。

  8. オペレーティングシステムの修復機能を有効または無効にします。

    XenServer以外のハイパーバイザーで作成されたディスクイメージをインポートする場合は、[オペレーティングシステムの修復(Fixup)を使用する] チェックボックスをオンにします。XenServerで使用できるようにFixup ISOのコピー先となるISOストレージリポジトリを指定します。詳しくは、「仮想マシンのインポートとエクスポートについて」を参照してください。

    重要:

    VHDX/AVHDXファイルをVMware vSphere上のCitrix Provisioning(PVS)からインポートする場合は、[オペレーティングシステムを修復しない] を選択します。PVSからVHDX/AVHDXのオペレーティングシステムの修復を有効にすると、起動に失敗する可能性があります。

    [次へ] をクリックして続行します。

  9. インポート設定を確認し、[完了]をクリックしてインポートプロセスを開始し、ウィザードを閉じます。

    仮想マシンのサイズ、およびネットワーク接続の速度と帯域幅によっては、インポート処理に時間がかかる場合があります。

インポートの進行状況は、XenCenterウィンドウの下部のステータスバーおよび [ログ]タブに表示されます。新しくインポートした仮想マシンが利用できるようになると、リソースペインに表示されます。

注:

XenCenterを使ってWindowsオペレーティングシステムがインストールされたディスクイメージをインポートした後で、platformパラメーターを設定する必要があります。設定する値は、ディスクイメージに含まれるWindowsのバージョンによって異なります:

  • Windows Server 2016以降のバージョンでは、platformパラメーターにdevice_id=0002を設定します。例:

     xe vm-param-set uuid=VM uuid platform:device_id=0002
     <!--NeedCopy-->
    
  • それ以外のすべてのバージョンのWindowsで、platformパラメーターにviridian=trueを設定します。例:

     xe vm-param-set uuid=VM uuid platform:viridian=true
     <!--NeedCopy-->
    

XVAからの仮想マシンのインポート

ローカルマシン上にXVA形式(.xva)としてエクスポート済みの仮想マシン、テンプレート、およびスナップショットをインポートできます。これを行うには、仮想マシンを作成するときの通常の手順に従います:つまり、作成される仮想マシンのホームサーバー、ストレージ、およびネットワークを指定します。

警告:

CPUの種類が異なる別のホストからエクスポートした仮想マシンをインポートしても、正しく実行できない場合があります。たとえば、インテルVT対応CPUを搭載したホストからエクスポートされたWindows VMは、AMD-VTM CPUを搭載したホストにインポートすると動作しないことがあります。

XenCenterを使用してXVAから仮想マシンをインポートするには:

  1. 次のいずれかを実行して、インポートウィザードを開きます:

    • リソースペインで右クリックして、ショートカットメニューで[インポート]を選択します。
    • [ファイル]メニューの[インポート]を選択します。
  2. ウィザードの最初のページで、インポートするファイル(.xvaまたはova.xml)を選択して [次へ] をクリックします。

    [ファイル名] ボックスにURL(httphttpsfile、またはftp)を入力した場合は、[次へ] をクリックすると、[パッケージのダウンロード]ダイアログボックスが開きます。ここでは、ファイルのコピー先となるXenCenterホスト上のフォルダーを指定します。

  3. インポートした仮想マシンを起動するプールまたはホストを選択し、[次へ] を選択して続行します。

  4. インポートする仮想ディスクの格納先となるストレージリポジトリを選択し、[次へ] をクリックします。

  5. インポートする仮想マシンのネットワークを設定します。インポートする仮想マシンの仮想ネットワークインターフェイスを、インポート先プールのネットワークに割り当てます。ウィザードの一覧に表示されるネットワークおよびMACアドレスは、エクスポートされた元の仮想マシンのファイル内に定義されています。仮想ネットワークインターフェイスをターゲットネットワークに割り当てるには、[マップするネットワーク]列のドロップダウンリストでネットワークを選択します。[次へ] をクリックして続行します。

  6. インポート設定を確認し、[完了]をクリックしてインポートプロセスを開始し、ウィザードを閉じます。

    注:

    仮想マシンのサイズ、およびネットワーク接続の速度と帯域幅によっては、インポート処理に時間がかかる場合があります。

インポートの進行状況は、XenCenterウィンドウの下部のステータスバーおよび [ログ]タブに表示されます。新しくインポートした仮想マシンが利用できるようになると、リソースペインに表示されます。

xe CLIを使用してXVAファイルから仮想マシンをインポートするには:

仮想マシンをXenServerホストのデフォルトのストレージリポジトリにインポートするには、次のコマンドを実行します。

xe vm-import -h hostname -u root -pw password \
    filename=pathname_of_export_file
<!--NeedCopy-->

仮想マシンをXenServerホストの別のストレージリポジトリにインポートするには、次のようにオプションのsr-uuidパラメーターを追加します:

xe vm-import -h hostname -u root -pw password \
    filename=pathname_of_export_file sr-uuid=uuid_of_target_sr
<!--NeedCopy-->

元の仮想マシンのMACアドレスを保持するには、次のようにオプションのpreserveパラメーターをtrueに設定します:

xe vm-import -h hostname -u root -pw password \
    filename=pathname_of_export_file preserve=true
<!--NeedCopy-->

注:

仮想マシンのサイズ、およびネットワーク接続の速度と帯域幅によっては、インポート処理に時間がかかる場合があります。

処理が完了すると、新規にインポートした仮想マシンのUUIDがコマンドプロンプトに表示されます。

仮想マシンのエクスポート

XenCenterのエクスポートウィザードではOVF/OVAパッケージ、およびXVA形式のファイルをエクスポートでき、xe CLIではXVA形式のファイルをエクスポートできます。

OVF/OVAとしてのエクスポート

XenCenterのエクスポートウィザードでは、いくつかの仮想マシンをOVFまたはOVAパッケージとしてエクスポートできます。仮想マシンをOVF/OVAパッケージとしてエクスポートすると、各仮想マシンの仮想ハードディスクおよび構成データがエクスポートされます。

XenCenterを使用して仮想マシンをOVF/OVAとしてエクスポートするには:

  1. エクスポートする仮想マシンをシャットダウンまたは一時停止します。

  2. [エクスポート]ウィザードを開きます。これを行うには、リソースペインでエクスポートする仮想マシンを含んでいるプールまたはホストを右クリックし、[エクスポート] を選択します。

  3. ウィザードの最初のページ:
    • エクスポートファイルの名前を入力します
    • ファイルを保存するフォルダーを指定します
    • OVF/OVAパッケージ(*.ovf、*.ova)[形式] ボックスの一覧から選択します
    • [次へ] をクリックして続行します。
  4. OVF/OVAパッケージに含める仮想マシンを選択して、[次へ]をクリックします。

  5. 必要に応じて、既存のライセンス契約書(EULA:End User Licensing Agreement)ドキュメント(RTFまたはTXTファイル)を追加できます。

    ライセンス契約書を追加するには、[追加] をクリックしてファイルを指定します。追加したファイルの内容を確認するには、[EULAファイル] の一覧でそのファイルを選択して [表示] をクリックします。

    EULAでは、そのアプライアンスやそれに含まれるアプリケーションの使用許諾項目や条件が提供されます。

    複数のEULAを追加できるため、アプライアンスにインストールされているソフトウェアも法的に保護できます。たとえば、アプライアンスに所有権が保護されたオペレーティングシステムをインストールした仮想マシンを含める場合は、そのオペレーティングシステム用のEULAを追加します。追加したEULAはアプライアンスのインポート時に表示され、ユーザーはそれに同意する必要があります。

    注:

    サポートされていない形式のEULAファイル(XMLやバイナリファイルなど)を追加しようとすると、処理に失敗します。

    [次へ]を選択して続行します。

  6. [高度なオプション] ページでは、必要に応じてマニフェストや署名、および出力ファイルに関するオプションを選択し、[次へ] をクリックします。

    1. パッケージのマニフェストを作成するには、[マニフェストを作成する] チェックボックスをオンにします。

      マニフェストとは、パッケージに含まれるすべてのファイルの一覧(インベントリ)を提供するファイルです。マニフェストを使用すると、配布するパッケージに含まれているファイルが、そのパッケージの作成時に含まれていたものと同じであることを証明できます。ファイルのインポート時に、チェックサムを使用してパッケージの作成時から変更されていないことを検証します。

    2. パッケージにデジタル署名を追加するには

      1. [OVFパッケージに署名する] 選択します。

        デジタル署名(.cert)には、マニフェストファイルの署名と、その署名の作成に使用された証明書が含まれています。署名されたパッケージがインポートされると、ユーザーは証明書の公開キーを使ってデジタル署名を検証することで、パッケージ作成者の身元を確認することができます。

      2. 証明書を参照して見つけます。

        信頼された機関から既に作成され、.pfxファイルとしてエクスポートしたX.509証明書を使用します。CSPとして「Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider」を使用したSHA-256ダイジェストエクスポートによる証明書の場合。

      3. [秘密鍵パスワード] に、エクスポート(PFX)パスワードを入力するか、エクスポートパスワードが指定されていない場合は、証明書に関連付けられている秘密キーを入力します。

    3. 選択した仮想マシンをOVA形式の単一TARファイルとして出力するには、[OVAパッケージ(単一OVAエクスポートファイル)を作成する] チェックボックスをオンにします。出力ファイルの形式について詳しくは、「Open Virtualization Format(OVFとOVA)」を参照してください。

    4. パッケージに含める仮想ハードディスクイメージ(VHDファイル)を圧縮するには、[OVFファイルを圧縮する] チェックボックスをオンにします。

      OVFパッケージを作成すると、デフォルトでは、エクスポートされた仮想マシンと同じ量のスペースが仮想ハードディスクイメージに割り当てられます。たとえば、26GBが割り当てられた仮想マシンの場合、ハードディスクイメージも26GBになります。ハードディスクイメージは、実際に必要なディスク領域に関係なくこの領域を使用します。

      注:

      VHDファイルを圧縮すると、エクスポート処理にかかる時間が長くなります。また、圧縮されたVHDファイルを含んでいるパッケージをインポートする場合も、インポートウィザードですべてのVHDイメージを抽出する必要があるため、時間がかかります。

    [OVAパッケージ(単一OVAエクスポートファイル)を作成する][OVFファイルを圧縮する] チェックボックスの両方をオンにすると、圧縮されたOVAファイル(拡張子.ova.gz)としてエクスポートされます。

  7. エクスポート設定を確認します。

    エクスポートしたパッケージを検証するには、[完了時にエクスポートを検証する] チェックボックスをオンにします。[完了] をクリックしてエクスポートを実行し、ウィザードを閉じます。

    注:

    仮想マシンのサイズ、およびネットワーク接続の速度と帯域幅によっては、エクスポート処理に時間がかかる場合があります。

エクスポートの進行状況は、XenCenterウィンドウの下部のステータスバーおよび [ログ]タブに表示されます。進行中のエクスポートをキャンセルするには、[ログ]タブをクリックしてイベントの一覧からエクスポート処理を選択し、[キャンセル]をクリックします。

XVAとしてのエクスポート

XenCenterのエクスポートウィザードおよびxe CLIでは、単一の仮想マシンをXVAファイルとしてエクスポートできます。仮想マシンのエクスポート先として、すべてのエクスポートファイルを保持するために十分なディスク領域を持つ、XenServerホスト以外のマシンを使用することをお勧めします。たとえば、XenCenterを実行中のマシンに仮想マシンをエクスポートできます 。

警告:

CPUの種類が異なる別のホストからエクスポートした仮想マシンをインポートしても、正しく実行できない場合があります。たとえば、インテルVT対応CPUを搭載したホストからエクスポートされたWindows VMは、AMD-VTM CPUを搭載したホストにインポートすると動作しないことがあります。

XenCenterを使用して仮想マシンをXVAファイルとしてエクスポートするには:

  1. エクスポートする仮想マシンをシャットダウンまたは一時停止します。

  2. エクスポートウィザードを開きます:これを行うには、[リソース] ペインで、エクスポートする仮想マシンを含んでいるプールまたはホストを右クリックし、[エクスポート] を選択します。

  3. ウィザードの最初のページ:
    • エクスポートファイルの名前を入力します
    • ファイルを保存するフォルダーを指定します
    • XVAファイル(*.xva)[形式] ボックスの一覧から選択します
    • [次へ] をクリックして続行します。
  4. エクスポートする仮想マシンを選択して、[次へ] をクリックします。

  5. エクスポート設定を確認します。

    エクスポートしたパッケージを検証するには、[完了時にエクスポートを検証する] チェックボックスをオンにします。[完了] をクリックしてエクスポートを実行し、ウィザードを閉じます。

    注:

    仮想マシンのサイズ、およびネットワーク接続の速度と帯域幅によっては、エクスポート処理に時間がかかる場合があります。

エクスポートの進行状況は、XenCenterウィンドウの下部のステータスバーおよび [ログ]タブに表示されます。進行中のエクスポートをキャンセルするには、[ログ]タブをクリックしてイベントの一覧からエクスポート処理を選択し、[キャンセル]をクリックします。

xe CLIを使用して仮想マシンをXVAファイルとしてエクスポートするには:

  1. エクスポートする仮想マシンをシャットダウンします。

  2. 次のコマンドを実行して、仮想マシンをエクスポートします。

    xe vm-export -h hostname -u root -pw password vm=vm_name \
        filename=pathname_of_file
    <!--NeedCopy-->
    

    注:

    仮想マシンのエクスポート先のファイル名には、必ず拡張子.xvaを使用してください。この拡張子を付けずにエクスポートしたファイルは、XenCenterでのインポート時に、有効なXVAファイルとして認識されません。

仮想マシンのインポートとエクスポート