ライセンス概要
重要:
XenServerを使用してCitrix Virtual Apps and Desktopsのワークロードを実行する場合は、Premium Editionライセンスが必要です。XenServerライセンスの取得について詳しくは、https://xenserver.com/buyを参照してください。 この要件はCitrix Hypervisor/XenServerの以前のバージョンからの動作の変更です。詳しくは、「ライセンスに関するよくある質問」を参照してください。
XenServerは、Citrixワークロードを実行するためのCitrix for Private Cloud、Citrix Universal Hybrid Multi Cloud、およびCitrix Platformライセンスサブスクリプションでの使用権になりました。詳細の表示。
XenServer 8には、以下のエディションが用意されています:
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Premium Editionは最上位レベルの製品であり、デスクトップ、サーバー、およびクラウドワークロード用に最適化されています。Premium Editionには、Standard Editionで利用可能な機能に加えて以下の機能があります:
- 動的ワークロードバランス機能
- NVIDIA vGPUおよびIntel GVT-gによるGPU仮想化
- 共有ブロックストレージデバイスのシンプロビジョニング
- SMBストレージのサポート
- Direct Inspect API
- プールリソースデータのエクスポート
- インメモリ読み取りキャッシュ
- PVSアクセラレータ
- Citrix Virtual Desktopsタブレットモードの有効化
- 変更ブロック追跡
- IGMPスヌーピング
- USBパススルー
- SR-IOVネットワークのサポート
- NRPEを使用してホストとdom0のリソースを監視する
- SNMPを使用してホストとdom0のリソースを監視する
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Standard Editionはエントリレベルの製品です。Premium Editionで提供される高度な機能は使用できませんが、強固で高性能な仮想化プラットフォームに必要なさまざまな機能を備えています。包括的なサポートおよび保守サービスも提供されます。
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Trial Editionでは、現在、制限されたサイズのプール(最大3台のホスト)でPremium Editionの機能セットを使用できますが、XenCenterを介したプールのローリングアップグレードは使用できません。
詳しくは、https://www.xenserver.com/editionsを参照してください。
Premium Edition | Standard Edition | Trial Edition | |
---|---|---|---|
Premiumの機能セット | はい | はい | |
XenCenterを使用したプールのローリングアップグレード | はい | はい | |
機能とセキュリティの継続的なアップデート | はい | はい | はい |
最大プールサイズ | 64(GFS2 SRでは16) | 64(GFS2 SRでは16) | 3 |
XenServerには、ソケット数と同じ数のライセンスが適用されます。ライセンスの割り当ては、環境内のスタンドアロンのCitrixライセンスサーバー(物理サーバーまたは仮想サーバー)により一元管理されます。XenServerのライセンスについて詳しくは、「ライセンスに関するよくある質問」を参照してください。
ホストとプールのライセンスを取得する
XenServerでは、一部のCitrix製品と同じライセンス処理が行われます。XenServer Premium EditionまたはXenServer Standard Editionを使用するには、有効なライセンスをCitrix License Serverにインストールし、XenServerホストに割り当てる必要があります。このプロセスについて詳しくは、「XenServerのライセンスガイド」を参照してください。
注:
XenServerは、Citrix Cloudでホストされるライセンスをサポートしていません。オンプレミスのCitrixライセンスサーバーが必要です。
ホストのライセンスを取得するには、次の項目が必要です:
- ライセンス
- Citrixライセンスサーバー
- XenServerホスト
- XenCenter
1. Citrix ライセンス サーバーのインストール
Windows用Citrixライセンスサーバーは、「Citrixライセンスサーバーダウンロードページ」からダウンロードできます。
Citrixライセンスのドキュメントの手順に従って、CitrixライセンスサーバーをWindowsシステムにインストールします。
Citrixライセンスサーバーのインストール先にするWindowsシステムとしては、XenServerプールでホストされるWindows仮想マシンを指定することができます。
ライセンスサーバーが起動されるまで、XenServerは「猶予」ライセンスで動作します。つまり、ライセンスサーバーが再起動されるまでそのホストに猶予期間が適用されます(ただし、プール内のXenServerホストにライセンスを適用し、かつCitrixライセンスサーバーが稼働しているホストを再起動した場合)。
2. ライセンスファイルのダウンロード
Citrixライセンス サーバーのホスト名(大文字と小文字が区別されます)に関連付けられ、ライセンスを付与するホスト間で共有するのに十分な数のソケット単位のライセンスが含まれるライセンスファイルをダウンロードします。
XenServerライセンスの購入については、https://xenserver.com/buyを参照してください。
ライセンスファイルの取得について詳しくは、Citrixライセンス製品のドキュメントを参照してください。
3. ライセンスファイルのCitrixライセンスサーバーへの追加
Citrix Licensing Managerを使用して、Citrixライセンスサーバーにライセンスをインストールします。詳しくは、Citrixライセンスの製品ドキュメントを参照してください。
4. リソースプール内のホストにライセンスを適用する
CitrixライセンスサーバーでホストされているライセンスをXenServerのホストおよびプールに割り当てるには、XenCenterまたはxe CLIを使用します。
XenCenterを使用してすべてのホストにライセンスを適用する
A:ライセンスを適用するには、以下の手順に従ってください:
-
[ツール]メニューの[ライセンスマネージャー]を選択します。
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ライセンスを割り当てるプールまたはホストを選択し、[ライセンスの割り当て] をクリックします。
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[ライセンスの適用] ダイアログで、ホストに割り当てる [Edition] の種類を指定します。
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Citrixライセンスサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。
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[OK] をクリックします。
xe CLIを使用してホストまたはプールにライセンスを適用する
単一ホストにライセンスを適用するには、host-apply-edition
コマンドを実行します。
xe host-apply-edition edition=premium-per-socket|standard-per-socket \
license-server-address=<license_server_address> host-uuid=<uuid_of_host> \
license-server-port=<license_server_port>
<!--NeedCopy-->
プール内のすべてのホストにライセンスを適用するには、pool-apply-edition
コマンドを実行します。
xe pool-apply-edition edition=premium-per-socket|standard-per-socket \
license-server-address=<license_server_address> pool-uuid=<uuid_of_pool> \
license-server-port=<license_server_port>
<!--NeedCopy-->