Citrix Hypervisor

ゲストオペレーティングシステムのサポート

仮想マシンを作成する場合、実行するオペレーティングシステムや関連アプリケーションのメモリおよびディスク容量に関するガイドラインに従って、メモリやディスクスペースなどのリソースを割り当てます。

オペレーティングシステム 最小RAM 最大RAM 最小ディスク容量
Windows 10(32ビット) [最新のテスト済みバージョンは22H2です] 1GB 4GB 24GB(40GB以上を推奨)
Windows 10(64ビット) [最新のテスト済みバージョンは22H2です] 2GB 1.5TB 32GB(40GB以上を推奨)
Windows Server 2016、Windows Server Core 2016(64ビット) 1GB 1.5TB 32GB(40GB以上を推奨)
Windows Server 2019、Windows Server Core 2019(64ビット) 1GB 1.5TB 32GB(40GB以上を推奨)
Windows Server 2022, Windows Server Core 2022 (64-bit) 1GB 1.5TB 32GB(40GB以上を推奨)
CentOS 7(64ビット) 2GB 1.5TB 10GB
CentOS Stream 9(64ビット)(注3を参照) 2GB 1.5TB 10GB
Red Hat Enterprise Linux 7(64ビット) 2GB 1.5TB 10GB
Red Hat Enterprise Linux 8(64ビット) 2GB 1.5TB 10GB
Red Hat Enterprise Linux 9(64ビット)(注2を参照) 2GB 1.5TB 10GB
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5(64ビット) 1GB 1.5TB 8GB
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1、15 SP2、15 SP3、15 SP4(64ビット) 1GB 1.5TB 8GB
SUSE Linux Enterprise Desktop 15 SP4(64ビット) 1GB 1.5TB 8GB
Oracle Linux 7(64ビット) 2GB 1.5TB 10GB
Oracle Linux 8(64ビット) 2GB 1.5TB 10GB
Scientific Linux 7(64ビット) 2GB 1.5TB 10GB
Debian Buster 10(64ビット) 1GB 1.5TB 10GB
Debian Bullseye 11(32ビット)(注1を参照) 512MB 1.5TB 10GB
Debian Bullseye 11(64ビット)(注1を参照) 512MB 1.5TB 10GB
Debian Bookworm 12(64ビット)(注3を参照) 1GB 1.5TB 10GB
Ubuntu 20.04(64ビット) 512MB 1.5TB 10GB
Ubuntu 22.04(64ビット)(注1を参照) 1GB 1.5TB 10GB
NeoKylin Linux Advanced Server 7.2(64ビット) 1GB 1.5TB 10GB
Gooroom 2(64ビット) 1GB 1.5TB 10GB
Rocky Linux 8(64ビット) 1GB 1.5TB 10GB
Rocky Linux 9(64ビット) (注3を参照) 2GB 1.5TB 15GB

注:

  1. Hotfix XS82ECU1036が必要です。
  2. Hotfix XS82ECU1046が必要です。このゲストOSを使用したいお客様は、Citrix Hypervisor製品ダウンロードページからダウンロードできるLinux向けCitrix VM Tools v8.2.1-1以降もインストールする必要があります。
  3. Hotfix XS82ECU1050が必要です。このゲストOSを使用したいお客様は、Citrix Hypervisor製品ダウンロードページからダウンロードできるLinux向けCitrix VM Tools v8.2.1-1以降もインストールする必要があります。
  • Linux向けCitrix VM Toolsは、上記のLinuxゲストオペレーティングシステムでのみサポートされます。

  • サポートされているすべてのオペレーティングシステムは、HVMモードで実行されます。

    準仮想化(PV)仮想マシンのサポートは、Citrix Hypervisor 8.1で終了します。Citrix Hypervisor 8.2 CU 1に移行する前に、環境からPV仮想マシンを削除してください。

  • オペレーティングシステムの個々のバージョンでは、ライセンス上の理由などから、サポートされるメモリの量に独自の最大制限を設けることもできます。

  • 仮想マシンには、そのオペレーティングシステムで使用可能な物理メモリの上限を超えるメモリを割り当てないでください。オペレーティングシステムがサポートするメモリ量の上限を超えると、その仮想マシンの動作が不安定になる場合があります。

  • 前述の表に一覧表示されているRHELリリースより新しいマイナーバージョンの仮想マシンを作成する場合は、次の方法を使用します:
    • メジャーバージョン用にサポートされている最新のメディアから仮想マシンをインストール
    • yum updateを使用して、仮想マシンを新しいマイナーバージョンにアップデート

    このアプローチは、CentOSやOracle LinuxなどのRHELベースのオペレーティングシステムにも適用されます。

  • 一部の32ビット版Windowsでは、物理アドレス拡張(PAE:Physical Address Extension)モードを使用することで4GBを超えるRAMがサポートされます。ただし、仮想マシンに4GBを超えるメモリを割り当てるには、XenCenterではなくxe CLIを使用する必要があります(CLIのmemory-static-maxに4GBを超えるバイト数を指定できるため)。

  • Citrix Hypervisorは、一覧表示されているバージョンのWindowsのすべてのSKU(エディション)をサポートします。

  • Windows 11は、Citrix Hypervisor 8.2 CU1ではサポートされていません。

Long-Term Guest Support

Citrix Hypervisorには、Linux仮想マシン向けのLong-Term Guest Support(LTS)ポリシーが含まれています。LTSポリシーを使用すると、次のいずれかの方法でマイナーバージョンの更新プログラムを利用できるようになります:

  • 新しいゲストメディアからインストールする
  • 既存のサポートされているゲストからのアップグレード

サポート外のオペレーティングシステム

サポートされるゲストOSの一覧には、このバージョンのCitrix Hypervisorがリリースされた当時にベンダーによってサポートされていたオペレーティングシステムが含まれていることがありますが、現在これらのOSはベンダーによってサポートされていません。

これらのオペレーティングシステムのサポートは終了しました(サポートされるゲストの表にそれらが残っている場合や、そのテンプレートがCitrix Hypervisorホストで引き続き利用可能な場合であってもサポートされません)。報告された問題の対処と解決を試みている間、Citrixは問題が仮想マシン上のサポート対象外のオペレーティングシステムに直接関連しているかどうかを評価します。その判断に役立てるため、サポートされているバージョンのゲストOSを使用して問題を再現できるかどうか試していただくよう、Citrixからお願いをすることがあります。問題がサポート対象外のオペレーティングシステムに関連していると思われる場合、Citrixが問題をさらに調査することはありません。

注:

LTSBブランチの一部としてMicrosoftがサポートしているWindowsバージョンは、Citrix Hypervisorによってサポートされています。 サポート対象ではないものの、Extended Security Updates(ESU)契約の一部であるWindowsバージョンは、Citrix Hypervisorではサポートされていません。

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